2020.9.22

 

f:id:super_hitoshi:20200922235035j:image今日は運動靴と赤い金魚を観ました〜もともとアダムスファミリーをもう一度見直したいと思ってゲオに行ったんだけど全然みつからなくて、探してるときに見つけた!1年半前くらいに中東映画の評論を読んだことがあって、その中で紹介されてた作品だったんだけど、本当にずっと気になっててやっと見つけれたのでかりました〜

感想は、日本にはない独特のカメラワークと貧困を描く丁寧さ、男女が隔絶された社会をありのままに描く力、そして主人公アリの健気さと切なさに本当に感動した、、、物が溢れすぎてしまった今の日本には考えられないほど貧しくて、でもそんな世界の方が日常はキラキラして見えるのではないかなと思わせる映画だった。9歳のアリと妹の心理描写が本当にうまくて、私も小さい頃靴が気に入らなくて嫌だったなとか共感する部分も多かった。1番印象的だったのは、父親にアリが言った「9歳は大人なんだからもっとしっかりとしなさい」って言葉。9歳なんてまだ子どもに決まってるけど、向こうの男の子は9歳だと親の仕事を手伝って下の子たちの面倒をみるのが当たり前で周りの友達と遊べる暇なんてないってのを痛感させられた。アリのお父さんに言わせれば私は22歳なのに子どもだよな、自分で自分をしっかりと奮い立たせて生きたい。また絶対に観たい作品だ。